浅井 成実 (あさい せいじ、旧姓: 麻生) は、『名探偵コナン』のキャラクター。月影島では女性医師の浅井 成実 (あさい なるみ) として生活していた。
背景
東京都の孤島、月影島診療所の医師。 26歳の男性。『ピアノソナタ「月光」殺人事件』の犯人で、江戸川コナンが自殺を止められなかった作中唯一の犯人。
麻生成実として生まれる。麻薬取引に関するトラブルで、世界的ピアニストだった父・麻生圭二と家族 (母、妹) を焼殺される。体が弱かった成実は入院していたために難を逃れるが、親のいなくなった成実は「浅井」という名の家庭に引き取られた。やがて成長し、名前を「なるみ」という読みにして女医として月影島に戻る。家族の死の真相を知った成実は、殺害された父の好きな曲でもあったピアノソナタ「月光」を交えた復讐の殺人劇を計画し、毛利小五郎を呼び寄せ、実行に移す。その殺人劇の犯人となった成実は、公民館に放火し、救出に来たコナンを窓から脱出させ、自身は炎が燃え盛る音楽室の中で遺言の鎮魂歌をピアノで弾きながら焼死した。
この事件は強いトラウマとしてコナンの心に刻まれ、それを回想する時には悲しげな瞳を見せる。彼の事件は間接的に服部平次の探偵としてのあり方にも影響を及ぼすことになる。
名前の由来
旧姓の「麻生」は、原作者・青山剛昌のアシスタントの麻生圭二から。
関連項目
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